1951-10-15 第12回国会 参議院 本会議 第4号
質問に入るに先立ちまして、総理大臣が老躯を提げて、みずから対日講話会議の全権といたしまして、我が国には曽て見ない積極的な前例を作られましたことに対し、感謝と敬意を表するものであります。
質問に入るに先立ちまして、総理大臣が老躯を提げて、みずから対日講話会議の全権といたしまして、我が国には曽て見ない積極的な前例を作られましたことに対し、感謝と敬意を表するものであります。
また対日講話会議につきましても、最近連合國側の内部において新しい動きが出てきておる。 以上のような変化する外國の事情に依存することができるかどうかということを、私は総理大臣にお聽きしたい。このように不安であり、われわれの手にどうも負えないような、こういうような外國の事情に、今日の日本の経済の再建や、あるいは目前の予算の基礎をおくというところに、私は非常な危險があると思う。